【かねこらむ】美食の街久喜で気がついた!
お祭りには、縁遠い私である。
そんなお祭りに縁遠い私に、「久喜市民まつり」に取材に行く様にと、ミッションを頂き出かけたのだった。
1時間程の取材予定でタイムスケジュールを調整、しかし、行ってみれば驚きのスケールであった。
さいたま市内ではさいたま新都心のけやきひろばで色々なフェスタを開催しているが、そのスケールに驚くことしか出来なかった。
ともあれ、圧倒されている場合ではなく、取材をしなくてはならなかった。
どんなお祭りなのか、また、何を主体として見るべきか。
先ず模擬店の出店の数に驚いた。100店舗は出店しているで有ろう数の店舗に、喰道楽となってしまったのはここだけの話だ。
焼きそば250円、秋刀魚のつみれ汁200円、鮎の塩焼き600円、ステーキは600円、〆の手打ちそばは300円これは私の食べたメニューである。
ここまで読んでわかるで有ろう。完全に食べ過ぎで有る。
気が付けば取材時間は3時間とまったくもって予定大幅に食い込み。
何よりも驚いたのはゴミ問題である。
ゴミ箱は基本的に休憩所に無いのである。
ではいったいどうしているのであろうか。
全て持ち帰りなのである。
大型の蕎麦を入れるようなパックはさすがに捨てさせてくれていたが、それ以外は全て持ち帰り。このルールがかなり徹底されているのである。
「人間味が溢れている!」
私は声に出してしまいそうなくらいに、驚いた。
久喜の美味しいものに触れ、人情に触れ、そして、久喜の人々の「守る」という意思に触れ、ハッと思った。
私たちヴァリエテSAITAMAの本質は何か。それは「人」なのである。
そんな簡単な事に、また1つ気付かされる私がそこには居るのであった。
身も心も肥えた1日となった。(金子 功)