ヴァリエテSAITAMA暫定版

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芝園団地で中国系住民が先生を務める中国語教室開催!〜芝園かけはしプロジェクトが企画、新たな交流の場に

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5日、川口市の芝園団地で、芝園団地に住む中国系住民が講師を務める中国語教室が開催された。

 芝園団地は、全世帯の半数が中国系住民である。近年、学生グループ「芝園かけはしプロジェクト」(寺澤峻之代表)が中心になり、日中住民の交流を促進するため、数々のイベントを企画し、実行してきた。寺澤峻之代表によれば、中国語教室は、「エレベーターで中国系住民と乗り合わせた際、簡単な挨拶ができるように中国語を学ぶ機会がほしい」と、日本人住民からの要望に応える形で実施が決まったそうだ。

芝園団地のコミュニティスペースに25人の受講生が集まった。芝園団地の住民だけではなく、住民の友人知人や、開講を知らせるチラシを見て参加した人など、多種多様な人々が参加。主催者挨拶、参加者の自己紹介があり、中国語教室が始まった。4つのテーブルに分かれて、1人の講師に対し約5人の生徒という形で、テキストを元に簡単な挨拶の言葉を学び、さらに日常の場を想定してのシミュレーションも行われ、実践的な中国語教室となった。和気藹々とした雰囲気の中、楽しく中国語が学べたと受講生から好評を博し、継続して中国語教室を開催することになった。

「芝園かけはしプロジェクト」が試行錯誤を繰り返しながら、日中住民の交流促進を図ってきたが、この中国語教室は、新たなふれあいの場となり、交流促進に拍車がかかるだろう。

(五楼)

 

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