川越市内主要駅で帰宅困難者対策訓練を実施〜鉄道や一時滞在施設も加わり実ある訓練に
4日、川越市内の川越駅、本川越駅周辺で、「帰宅困難者対策訓練」が実施された。
M6.9の地震が起きたという想定で、駅施設内での待機や移動案内・誘導、帰宅困難者を駅周辺の一時滞在施設(川越東武ホテル、川越第一ホテル、川越プリンスホテル、川越温泉湯遊ランド・ホテル三光)への誘導、一時滞在施設側の受け入れ・物資支給訓練まで一体的に実施された。
約200人の一般参加者も緊張した面持ちで訓練に参加し、シェークアウト訓練や三角巾を用いた応急手当を学んでいた。
「川越市主要駅帰宅困難者対策協議会」を構成する鉄道各社、一時滞在施設、駅内商業施設、商工会議所、警察、消防、そして川越市と埼玉県が連携し合い、こうした訓練が行われたことは意義深く、いつ起きるか分からない地震など、大規模災害に備えておくことが必要である。
川越市は、3日にも市庁舎の避難訓練を実施した。今後も川合善明市長を先頭に、防災・減災に対する意識を高く持ち、「災害に強いまち川越」を目指して行く考えだ。(五楼)