10日、大宮・氷川神社で"十日市"が開催された。"十日市"とは、氷川神社で行われる"大湯祭"(だいとうさい)に併せて開催される酉の市のことで、参道やその周辺に1000店以上の露店が並び、毎年多くの人が訪れる。
今年は土曜日ということもあり、大宮駅東口から氷川神社へ通じる道は例年以上に大混雑していた。境内には、熊手を売る露店が立ち並び、手締めの拍手や拍子木と共に威勢のいい声が其処彼処に響いていた。
景気がやや低下している社会情勢を反映し、少しでも売り上げを伸ばしたい経営者が、大きな熊手を奮発している姿を数多く見かけた。(五楼)