ヴァリエテSAITAMA暫定版

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女性の政治参画推進に取り組む行田邦子参議院議員〜鳩ヶ谷で開催された国政報告会で経過報告

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11月27日、川口市鳩ヶ谷市民センターで、行田邦子参議院議員の国政報告会が開催された。強い雨が降る悪天候の中、近隣からたくさんの人々が駆けつけ、行田議員の国政報告に耳を傾けた。行田議員はパワーポイントを用い、11月14日参議院TPP特別委員会で行田議員が質問に立った時の様子を話し、行田議員がこの分野において特に注視する著作権「戦時加算」について解説を行なった。

次に行田議員は、自身が事務局長も務める超党派の「女性の政治参画推進議員連盟」の活動状況についても詳しく報告。政府が目標にしている所謂「202030」(2020年までに指導的地位を占める女性の割合を少なくとも30%程度にする)実現に向けての進捗状況や、その利点についても海外の事例を交えて解説した。我が国における女性議員の数は極めて低いのが現状で、衆議院における女性議員の比率は9.3%であり、海外の各国と比べても193カ国中、日本は160番目なのである。全国の地方議会においても、女性が占める割合は9.8%で、5分の1の自治体では女性議員がゼロという現実もある。行田議員はこうした現状を踏まえ、女性議員を増えると何が変わるのかについて話をした。議会が多様な意思を反映させるための適切な男女比率という視点は重要で、「配偶者暴力防止法(DV防止法)」などは女性議員らが推進力になったからこそ成立した好例であり、未成立ながら「女性の健康支援法案」などは、女性議員自身の経験や問題意識による立法であることを強調。さらに議会運営の近代化や議員立法数についても言及し、何故女性議員を増やすべきなのか、その意義について詳しく話をした。

行田邦子参議院議員は、初当選から県内各所で定期的に国政報告会を開催し、埼玉県選挙区で選ばれた唯一の女性参議院議員として、県内の諸問題についても取り組み、実績を上げてきた。今、行田議員が取り組んでいる女性の政治参画推進についても、上田清司知事が先頭に立ち、県を挙げて推進する「埼玉版ウーマノミクス」の強力な後押しになり得ることでもあり、今後も埼玉県選出の参議院議員として、県政との連携はより強くなるだろう。そして、女性議員ならではの目線で、さらに活躍してくれるだろう。(五楼)

こうだ邦子公式サイト
http://kouda-kuniko.com/

 

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パワーポイントを用い、丁寧に解説する行田議員。