浦和を見守り続けて六十余年〜すし 三郎は人を大事にし、人に愛され
浦和・仲町平和通りには個性的なお店が軒を連ねるが、その中でもオレンジ色の暖簾でひときわ輝きを放つお寿司屋さんがある。それが「すし 三郎」だ。扉を開けると大将の石井康雄氏が、人懐っこい笑顔で迎えてくれる。
「すし 三郎」は、昭和28年に初代大将の石井三郎氏が創業し、現在の地に移転したのは昭和32年だったそうだ。初代大将の石井三郎氏から代を受け継いだ二代目大将の石井康雄氏は、浦和をずっと見守り、街の変遷を目の当たりにしてきた。そして、新鮮な旬の味を提供し続けてきた。 いつも店内は、常連客で賑わっているが、例え一見さんであっても、大将は笑顔で迎えてくれ、いつしか常連客とも会話を交わす、そんな良い雰囲気が漂っている。
「日頃から浦和のみなさまにご愛顧をいただき六十余年を迎えられことを、誠に感謝いたします。 毎日、自ら市場より新鮮な【ネタ】を仕入れ、皆さまのお越しをお待ち申し上げております」
大将の石井康雄氏は常に客への感謝の気持ちを忘れない。その心意気惚れ、「寿司なら三郎で」という常連客でいつも賑わうのだ。
ぜひ、新鮮な旬の味を楽しみながら、大将との会話も楽しんでみては如何だろう。(五楼)
すし 三郎
さいたま市浦和区仲町1-10-7
※旧中山道、ロイヤルパインズホテルの斜向かい、足利銀行の角を曲がる。仲町平和通りを歩いてすぐ右側
048-822-6032
営業時間:18:00〜23:00 (不定休)
大将の石井康雄氏は話の引き出しもたくさんあり、味も会話も飽きさせない。
大将渾身の握りの数々。
牛肉の炙りも絶品だ!
大将は鮨商組合の研修会にも積極的に参加し、 勉強を欠かせない。