【わざわざ立ち寄りたくなる埼玉の建物①】宮代町立笠原小学校
東武伊勢崎線・日光線の東武動物公園駅西口から東武動物公園東口ゲートを目指し歩くこと10数分。姫宮落川に架かる蓮谷橋を渡り、正面に見えてくるのが宮代町立笠原小学校だ。朱色に塗られた、東南アジア風の開放感溢れる建物は、否が応でも目に入ってしまい、これが小学校なのかと目を疑ってしまう。東南アジア風と書いたが、神社を彷彿させるような雰囲気もあり、かつて見た沖縄の建物とも重なり、多国籍感が漂う学校である。
宮代町立笠原小学校は、1981年に創立された。奇抜ながら、自然との調和を大切にしている、象設計集団が設計を手がけたことでも知られている。教育方針も「はだし教育」を採用し、のびのびと過ごせる学校なのだそうだ。
近くを流れる姫宮落川とも妙にマッチし、独特な風景を創り出していることも特筆すべき点である。(五楼)
https://www.town.miyashiro.saitama.jp/WWW/gakkou.nsf/01KASAHARA?OpenFrameSet