ヴァリエテSAITAMA暫定版

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さいたまるしぇ in さいたまクリテリウム見て歩記〜さいたまの"食"でクリテリウムをアシスト

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29日、さいたま新都心で開催された「2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は、国内だけにとどまらず、世界各国から多数のファンが集まり、レースを観戦した。さいたま新都心周辺では、関連イベントも開催されたが、けやき広場では、「さいたまるしぇ in さいたまクリテリウム」が行われた。さいたま市の"食"で、さいたまクリテリウムに訪れた人々をもてなし、楽しんでもらおうという趣旨で毎年開催される、今や欠かせない催しなのだ。

やはり、「ツール・ド・フランス」なので、フランス産食材を使った料理やワインを扱うお店に人気が集まったが、さいたま市内で各国料理を提供するお店も、フランス料理に負けじと自慢料理を提供し、「フランス市場」も「さいたま市場」も、共に賑わっていた。

どのお店も揚げ物の音や、肉を焼く音、シェーカーを振るう音、出来立て、作りたてサーブなど、訪れる人々の五感を刺激する販売方法をとっていたのが印象的だった。価格帯も500円や1000円と、リーズナブルで、ランチタイム前後には各店長蛇の列ができていた。一例だが、アズーリの「スペアリブのバーベキューソース」(1000円)、南欧料理タパスの「南欧ディナープレート」(1000円)を買い求める人がたくさんいて、ローストビーフ(プレート・バゲッドサンド・丼)やコールドミート(オードブル・サラダ)にも人気が集まっていた。

お酒はやはりワインを飲む人が多かったが、KOEDOビールにも列をなしていた。

この「さいたまるしぇ in さいたまクリテリウム」は、もちろん「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を訪れる人々を"食"でもてなすという趣旨だが、自転車に興味がない近隣住民や、コクーンシティに買い物に来たついでにランチを楽しもうと訪れた人も多かった。しかし、"食"を通じ、各国の文化に触れ、自転車にも興味が湧いたという人もいたのではないだろうか? "食"は、様々な文化を伝える中継点としての役割も担っているのだ。(tomo・五楼)

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各ブースもイートインスペースもかなり賑わっていた。

 

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イートインスペースにて。料理とギンガムチェックのテーブルクロスがよくマッチしている。

 

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ワインに合うオードブルセットも人気!

 

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アズーリによるさいたま産ヨーロッパ野菜の販売。さいたまヨーロッパ野菜研究会メンバーでもある。