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【さいたま市ニュービジネス大賞2016】ビジネスプラン賞に餃子の宮でんでんの熊田雅好氏選ばれる!

 

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27日、さいたま市産業文化会館で、「さいたま市ニュービジネス大賞2016最終選考会」が開催された。最終選考には一般部門10名、学生部門4名が残り、プレゼンテーション審査を経て、各賞が発表された。 ビジネスプラン賞には、本誌でもお馴染み「餃子の宮でんでん」熊田雅好氏が選ばれた。熊田氏は、さいたま市の特産品、盆栽をモチーフに、『盆栽無添加餃子』による郷土愛逆転の為の盆栽ブランドの確立と地域活性化の促進を提案し、好評を得たのだ。熊田氏は餃子が名物の宇都宮で育ち、密かに餃子で起業しようとプランを練り、実際餃子の名店で修行も積んだ。自身がアレルギーで苦しんだ経験もあり、無添加健康餃子を考案。
2014年さいたま市中央区に、 幼馴染の飯田敏朗氏と共同で「餃子の宮でんでん」をオープンさせた。その後様々な出会いと、イベント参加により、さいたま市ならではの「動輪餃子」、「米粉餃子」、そして「盆栽餃子」を考案したのだ。

熊田氏は本誌のインタビューに「まさか自分が選ばれるなんて思いもしませんでした。この賞は、これまでお支え頂いた皆様と一緒に受賞したと思っております。これからもこの賞に恥じないように、地域の方々との絆を大事にしながら、さいたま市という地域色を生かした商品をつくって行きたいと考えております。皆様のご期待に応えて行きたいと考えております。今回、ニュービジネス大賞に応募するにあたり、プレゼンするための資料づくりに苦心しました。それもいろいろお支えくださった皆様にフォローして頂きました。感謝申し上げます」と、安堵した表情で語ってくれた。さらに熊田氏は「(共同経営者の)飯田敏朗君には感謝してもしきれないくらいの気持ちです。私がニュービジネス大賞のことにかかりきりになってしまいましたが、飯田君が店をしっかりと守ってくれました。この受賞は飯田君がいてくれたからできたのです」と、共同経営者である飯田敏朗氏を労い、感謝の気持ちを述べた。 今後の抱負については「今回の受賞をきっかけに、商品のネーミングを考え、もう少しセンスある名称にしたいと思っております。地域の人々に愛される餃子をこれからも作ってまいります!」と、力強く語ってくれた。

熊田氏の受賞に、共同経営者の飯田敏朗氏は「お店を守りながら、熊田君を見守り、一緒にアイデアも考えました。まさか受賞できるなんて感無量です。今後はこの盆栽餃子を名物にし、今回ニュービジネス大賞グランプリ受賞した榎本さんのトマトや、食べられる薔薇の田中さんとのコラボも実現させたいです」と、嬉しそうに、でも覚悟を持って仕事をして行く決意を述べてくれた。

実は今回の授賞にはもう1人功労者がいるのだ。餃子の宮でんでんの顧問で公認会計士の加藤暁光氏だ。加藤氏は「私は陰でいろいろ立ち回ってましたが、熊田さんと飯田さんが二人三脚で獲った賞です。そして、I love Saitamaぷろでゅーすなどの皆さまのお力もあったと思います。私も皆さまには感謝の気持ちをお伝えしたいです。これからもでんでんさんには、さいたまの名物は何でもでんでんで、という勢いで頑張ってもらいたいです」と、喜びつつ、叱咤激励も忘れなかった。

餃子の宮でんでんは、この受賞を契機に、さらなる進化をし、地域性豊かで安心安全な美味しい餃子でこれからも楽しませてくれるだろう。(五楼)

公益財団法人さいたま市産業創造財団
http://www.snb-saitama.jp/

餃子の宮でんでん

http://denden-gyouza.com/

 

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さいたま市ニュービジネス大賞受賞者の顔ぶれ。今後シリーズでご紹介したい。

 

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共同経営者の飯田敏朗氏(右)と公認会計士の加藤暁光氏(左)この2人の支えなくして受賞はなかったと熊田氏は語る。