久喜市民まつり〜節目の第30回盛大に
16日、第30回久喜市民まつりが盛大に開催された。市民が主人公のお祭りとして、毎年大勢の人々で賑わうお祭りだが、今年も久喜駅東西を挟み大きく展開され、3ステージで踊りや歌が披露され、バラエティに富んだ、様々なお店がひしめき合うように並んでいた。檜の置物も注目を集め、から揚げ、蕎麦など、美味しい屋台が人々の胃袋を刺激していた。賑やかな会場内には、しょうぶパン鬼ー(しょうぶぱんきー)などの所謂ゆるキャラたちも大忙しに動き回っていた。目玉は地元久喜工業高等学校とJR東日本が運行するミニ新幹線やエコトレインで、子どもたちの人気を集めていた。
駅前商店街の各店舗には、いつもよりプライスダウンした商品販売や、甘酒など並んだ。商店街の一角には、くまもんの大型遊具が設置されていたが、熊本地震復興義援金の箱もあり、お祭りに足を運んだ人々も募金に協力していた。
会場の西側はインドやネパール料理、ドイツ料理に中華料理と、世界各国の料理が楽しめた。
宮城、福島からの出店もあり、気仙沼の名物「さんまのつみれ汁」、福島の新鮮な野菜の販売にも注目が集まっていた。
田中暄二市長が政策として掲げる、「子どもや高齢者等にやさしいまちづくり」が凝縮され、人情味も溢れるこの久喜市民祭り。来年も期待したい。(金子 功)