男性も必見! 女性の更年期は克服できる〜NPOちぇぶらが女性の身体・ケアライフデザイン講座を開催
2日日曜日、新座市のベルセゾンで、Asaka mama-cafeの企画、NPO法人ちぇぶら主催による「女性の身体・ケアライフデザイン講座」が開催された。
冒頭、Asaka Mama-cafeの代表でもある、松下昌代朝霞市議会議員が挨拶に立ち、朝霞市や新座市、志木市の乳がん検診の現状についての話があった。朝霞市は19.2%とまだまだ低いが、自己検診用グローブの配布も行われているので、乳がんを早期に発見するためにも利用してほしいなど呼びかけもあった。
いよいよ、講師であるNPO法人ちぇぶら副代表、星名弘恵さんの講座がスタート。女性には必ず訪れる「更年期」について、そのメカニズムから対策まで、かなり分かりやすい内容だった。閉経に伴う女性ホルモンの急激な減少により、200〜300種類の症状が表れる。さらに「更年期」の時期は、女性には親の介護や子供のことなど、様々な試練も重なるため、精神的にも肉体的にも辛い状況となる。
こうした辛い状況になる前に、「更年期」について知識があれば、辛い状況を少しでも抑えることができ、"the change of life"(英語で更年期を表す意)を楽しく過ごすことができることが紹介、出席者も興味深く真剣に耳を傾けていた。
「更年期」と聞くと、どうしてもネガテイブに捉えられがちだが、正しく知ることで、ポジティブに過ごすことはできることが伝えられ、講座を聞いた出席者も安堵した様子だった。
「更年期」は、女性だけの問題ではない。パートナーである男性もしっかり理解し、ケアをしてあげることも大事なのだ。(五楼)