ヴァリエテSAITAMA暫定版

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様々な理由で亡くなった動物たちを弔うために〜東松山動物病院で慰霊祭執り行われる

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30日金曜日、東松山市東松山動物病院(大山龍也院長)にて、動物たちの慰霊祭が開催された。埼玉県衛生研究所主任研究員である山本徳栄医師など自治体、及び関係者が集まり執り行われた。

正法寺東松山市岩殿)の中嶋栄住職読経の中、出席者が焼香し、霊を慰めた。

人体へ影響を及ぼす虫や細菌を媒介し、さらには農業被害を及ぼすアライグマなどの外来生物が「かわいそうな」状況になってしまうケースは増加の一途をたどっている。業者が北米原産のアライグマを輸入販売し、飼い主が飼育を放棄し野に放ち、その個体が野生化し、その結果今埼玉県内は爆発的にアライグマが増加しているのだ。アライグマは、決して人間に懐くことなく、さらに気性は極めて荒いことから、ペットには向かないのだ。 そもそもそんなアライグマを輸入し販売した業者、そして飼いきれなくなり遺棄してしまった人間の罪は重い。 そんな境遇の動物たちも含め、亡くなった動物を供養する気持ちに、東松山動物病院の姿勢が表れているような気がした。(五楼)

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